2009年11月20日

[疾患啓発]逆流性食道炎における争い

[疾患啓発]逆食

 

 

 

 

 

 

アトムを使い、「逆食」のコピーで

ネット広告もかなりうっていたエーザイ社の

逆流性食道炎

の疾患啓発サイト。

Y!とかでもバナー出ていたことがあります。

 

てっきり、エーザイが業界No.1なのだと思っていたら違ったようです。

武田薬品の社員から教えてもらって調べてみたら、

武田薬品の消化性潰瘍治療剤「タケプロン(一般名:ランソプラゾール)」

は、2008年度連結売上高 2,714億円(HPより)

対して、エーザイのパリエット®/アシフェックス®(米国名)は、

2008年度の世界売上高1,599億円(HPより)

武田の方が大きいようです。

 

効能が幅広く承認されている。とか、

別の要因については調べていませんが、

両方ともプロトンポンプ阻害薬ですし、完全競合としたら、

「武田>エーザイ」のようです。

なのに、疾患啓発プロモーションを打っているということは、

それだけ受診率が低く、啓発することで全体パイが広がる。

ということなのかも知れません。

 

武田からしたら、何もしなくてもパイが広がってくれる。

凄いです。

 

そんな武田が、ちょうど新たな逆流性食道炎向けの薬を準備しているようで、

酸関連疾患治療薬TAK-438の逆流性食道炎を対象とした臨床第2相試験開始について

タケプロンとは異なる作用メカニズムなんだそうですが、

「活性体になる時間が短縮する分だけ、胃酸分泌の抑制により高い効果を示すことが期待される」

らしいです。

 

武田は疾患の啓発なんかより、

「新しい薬作り」に全精力をつぎ込んでいるのかもしれないですね。



2009年11月19日

[疾患啓発]潜在患者390万人のむずむず脚症候群

[疾患啓発]むずむず脚症候群

 

 

 

 

 

 

RLSとよばれる「むずむず脚症候群」ですが、

国内の潜在患者数は390万人いるそうです。

主に40歳以上の中高年の方に多く、男性に比べて女性の患者さんの割合が多いと報告されています。さらに不眠症患者の10人に1人の割合でむずむず脚症候群の患者さんがいるとも言われています。

とのことで、鉄欠乏が関係しているとされているので、

女性が多いようです。

 

それだけ多い疾患なのですが、

疾患だとはなかなか気が付かれることが無いため、

受診率は12%程度にとどまると言われているらしいです。(アステラス社調べ)

 

そのマーケットに対して各社治療剤の承認申請を進めており、

まずはベーリンガーインゲルハイム社がすでに申請済みで、

来年初めにも適応追加承認を取得する見通し。

さらに、アステラス社が今日承認申請を行ったそうです。

アステラスがむずむず脚症候群治療剤を承認申請


意外にも、国内にRLSの適応をもつ医薬品はないらしく、

ベーリンガーとアステラスが来年以降は大々的にPRをしていく気がします。

「むずむずしたらお医者さんへ」

というCMが出る気がします。

 

激しい苦痛を伴う疾患以外は、意外に受診率が低く、

まだまだ認知度が低いものが多い気がします。

 



[ニュース]米ファイザー、後発薬に日本で参入

今日の日経1面より

製薬世界最大手の米ファイザーは日本で後発医薬品市場に参入する。先進国では政府が薬価抑制策を強化しており、新薬の特許切れ後に割安な価格で売り出す後発薬の需要が日本でも拡大すると判断した。今後販売許可を申請し、2011年以降に自社製品を含め約100品目をそろえる。日本の後発薬の担い手は規模が小さい専業メーカーが中心だが、販路が整った大手が本格参入することで一気に普及が進む可能性がある。 (日経ネット

何故日本でジェネリックが普及しないのか?

という問いに対して、

「中小規模の製薬会社が多く、販路が整っていないから」

という解答なのであれば、

ファイザーの参入で普及が進む可能性があると思いますが、

そうではないと思うので、

ファイザーの参入⇒一気に普及が進む

という構図にはならないと思います。

 

むしろ、パイの奪い合いで、

日本の他のジェネリックメーカーがきつくなる。

という構図になる気もします。



[夢]走りながら考えていること

今週日曜日は待ちに待った、「つくばマラソン」です。

20キロ以上の練習はしていないので、

残りの半分は気合で何とかします。

今回の目標タイムは3時間20分です。頑張ります。

 

普段走りながら考えていること。

仕事のことが8割くらいです。

最も多くの人のQOL(生活の質)を向上させる
モバイルサービスの運営企業になります。


このビジョンを達成するために、
5年以内(2014年7月期まで)に以下の数字を達成いたします。

 年商:20億以上
 経常利益:10億以上
 利用者数:200万人以上

という、ビジョンをいかに達成するか。

もちろん、今は目先のことだけでいっぱいですが、

数億レベルの事業はやりたくないわけで、

早めに妄想だけ膨らませておかないといけないなと。

「100億いくためにどうすべきか」

というのが、最近の妄想テーマです。

 

日曜日は42キロもあるので、相当妄想できそうな気がします(笑



2009年11月18日

[疾患啓発]併発率が高いCOPD

日経メディカルの記事(元記事)より、

高血圧や糖尿病などの非呼吸器疾患の治療で診療所に通院している40歳以上の患者474人を対象に、COPDの罹患率を調査した。

 その結果、全体の約1割に当たる49人がCOPDに罹患していたことが分かった。疾患別に見ると、C型肝炎や脂肪肝など肝疾患の患者の罹患率が約2割と最も高かった

とのこと。

あくまでイメージですが、

さまざまな調査結果をみる限り、

喫煙者が高血圧・糖尿病にかかる割合は、

非喫煙者のそれに比べて、高いという結果が出ています。

つまり、

「高血圧・糖尿病の人がCOPDに罹る割合が高い」

のではなく、

「喫煙者はあらゆる疾患にかかり易く、併発しやすい」

ということなのだと思います。

肝疾患の割合が高いということは、「喫煙かつ飲酒」

というパターンのようにも感じられます。

 

何か、日経の記事のタイトル(COPDは“全身の炎症”)的には、

「COPDが高血圧、糖尿病などを引き起こしている」

というようにも取れますが、それよりは、

「喫煙がすべてに悪影響を及ぼしている」

と言った方が適切な気もしました。

過度な喫煙者叩きは良くない。ということなのかもしれませんが。

非常に興味深い記事でした。