2007年12月16日
汗出せ、知恵出せ、もっと働け!―講演録ベストセレクション
色々な経営者の本を読んでみよう。第二弾。
うちの元役員を2名も輩出した伊藤忠商事という会社は
どういう人によって経営されていた(今は会長なので)のかを知りたく、
読んでみました。
全11回の講演録からなる本なのですが、
そのうち何度も語っていらっしゃる(意識が強い箇所)が明確で、
非常にわかりやすく、勉強になる本でした。
一番は、非常に強い”国益”意識をお持ちなのだと感じました。
日本は資源があるわけでもなく、食料も輸入をしている。
そんな中で勝っていけるのは「人と技術」のみだと。
そこにお金を投じていく必要があるのに、
国は教師の給料をケチっている。それは望ましくない。
ということ。
おっしゃるとおりで、教育界に適切な競争原理が働き、
相応の報酬を与えるようになれば国は良くなる気がします。
今は無能有能問わず、公務員という括りで教師を扱っていることが
よろしくないと思います。
企業として人を教育していくためには、
認めて、任せて、褒めろ。
とおっしゃっております。
”任せる”というところが、
なかなか出来ない人が多いんだろうなぁとイメージしています。
中高年に対して、”財政赤字を残すな!”ともおっしゃっていますが、
若い我々からすると切実な願いな気がします。
いずれにせよ、日本は「人と技術」を鍛えていかない限り、
いつの日か(自分は生きているかも)つぶれてしまうかも知れません。
そのくらいの危機感と責任感を持って、
事業をやっていくことが重要だと再確認しました。


